「スポットワーク」が2200万人規模に急拡大…タイミーが開拓しメルカリも参入、スキマ時間の労働力が争奪戦に 【やさしく解説】スポットワークとは?
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良い取り組みですよね、キャリアは線で描くことが大切なので、スポットワークだと難しくなりがちですが、こういった支援があるとスポットワークからのキャリアデザインも可能になりそうで素敵だと感じました。実例を見てみたいですね。
>タイミーは2月に、正社員としての就労を希望する人に向けたサービスを開始しました。タイミーでの勤務実績やスキルをもとに正社員の求人を紹介するほか、資格取得やスキル習得のためのリスキリング講座も提供しています。■多様な労働者を集めるための「時短化」の流れは人手不足が叫ばれてだしてからのロングトレンドで、それを限界まで細分化したのがスポット型。正社員の「週休3日」などと並行的な流れとして見るべきです。
■合わせて、職場横断的ワークが盛り上がる背景に「職場の人間関係構築」からの逃避的な側面が見られます。職場コミュニティで仲良くなろうとするコミュニケーション・コストを考えるより、職場を渡り歩くことでライトで表面的な人間関係で「済ませていく」感覚。労働者側のこのニーズは見逃せません。なにせ正社員でも転職の主要因が人間関係ばかりの国ですから。
■おそらくスポットバイトだけを繰り返す働き方をする人も増えていくでしょう。そうなると気になるのは「スキル蓄積」(技能・スキルは高まっていくのか)と、「スキル評価」(それらを雇用主が評価し賃金に反映できるのか)という観点です。
一部事業者はそれらを双方の評価・レビューシステムで反映しています。タイミーの場合、職場の雰囲気に関しては以前働いたスポットワーカーの口コミがあります。一方で当日一緒に入るスポットワーカーがどんな人かは分からずそことの相性によって嫌な体験をする可能性が変わります。スポットワーカーだけで作業をしていていきなり怒鳴られたという話も聞きましたし、集合時間を過ぎているのにレッドブルを飲みながら悠々と歩いて来て作業中はずっと靴のかかとを踏んでいた若者と一緒に働いたこともあります。募集人数が2人でその2人だけでずっと作業をする案件とかは少し注意した方が良いかもしれません。まあ、NPユーザーでスポットワークをする人は少数派でしょうが。