FRB議長、7月9日に上院銀行委で証言 金融政策巡り
AI要約
- 1パウエル議長が7月9日に米議会上院の銀行委員会で金融政策に関する半期に一度の証言を行う
- 2同委員会のシェロッド・ブラウン委員長の事務所が17日に発表した
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注目のコメント
米国経済は、失業率が4%台に乗るなど、過熱感が和らいでいるような兆しが見られます。しかし、肝心のインフレ率が下げ渋っています。
先週のFOMC後の記者会見では、最初に質問した記者から「インフレ率が下がらない見通しなのに年末までに1回の利下げを見込んでいるのはどういうこと?」と突っ込まれ、パウエル議長はややしどろもどろの回答をしておられました。
FRB議長がハンフリー・ホーキンス法に基づく議会証言で披露する経済、物価に関する見通しに注目が集まります。あまり新情報はなさそうな気がしますが、もう2024年も半分が終わり利下げチャンスは多くない(最大であと2回?)ので何を話すのか気になります。
個人的には5月CPIやPPIが減速している点のコメントが聞きたいです。FOMC期間中に参加者は判断を変えないので、会期直前の統計がドッツに織り込まれておらず6月中旬時点のマーケットと直近FOMC結果に微妙なズレがあります。