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「工業高卒」を奪い合う建設業界。求人倍率は大学生に比べ約10倍

Business Insider Japan
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  • 髙木 健次
    クラフトバンク株式会社 クラフトバンク総研 所長/認定事業再生士

    https://www.businessinsider.jp/post-279268
    前回の「実は若者が増えている?建設業の人手不足の真実」記事に続き、建設業の人手不足に関してビジネスインサイダーさんに寄稿させていただきました

    「若い人が採れない」と言われる中、工業高校の進路指導の先生に話を聞きに行きました
    一人の学生にどのくらいの数の求人が来るか?=求人倍率で見ると、
    ・大学卒:1.7倍
    ・高校卒:3.5倍
    ・工業高校卒:17倍
    ・高専卒  :40~50倍
    ・工業大学卒:20倍
    ・医療系大学:30倍
    と専門系の学生が圧倒的に優位になります

    直近では高卒、高専卒の初任給が上がり始めましたが、まだ大卒の方が初任給では高いなど、「需要と供給」が給与とうまく嚙み合っていない実態もあります

    また、就職に強いにも関わらず、専門系の学校は定員割れが相次いでいます

    「少子化だから若い人が採れない」わけではありません
    少子化でも建設業界に新卒で入ってくる若者は横ばいです
    しかし、工業高校や高専などの専門系の学生が減り、普通科の学生が増えているため、普通科の学生の離職が相次いでいるのです
    また、アジア諸国も少子化が進んでいるため、外国人も人手不足対策の解決策にはなりにくいです

    人手不足を「なんとなく」ではなく、科学的にとらえたいと考え、こういうメディア発信を続けています


  • 前田 和孝
    badge
    株式会社明治安田総合研究所 経済調査部 エコノミスト(主任研究員)

    建設業は転職などによる離職者が多いとのことですが、離職理由が雇う側と働く側でここまでズレているのは驚きました。企業側が理由に挙げているトップ3が、働く側の上位5位にも入っていません。建設業に限りませんが、労働環境を少しずつより良いものに変えていくことが重要に思います。手書きで報告書を書くことが多いそうですが、スマホで入力できるようにするなど「業務負担の軽減」は比較的着手しやすい改善点のように思います。報告書を書くために会社に戻るといった移動の負担を減らすなどは若年層にとっては大切なのかなと思います。


  • Hashimoto Hiroki
    工務員 ジョシュア

    社内教育を省略できることについては、工業高校生が重宝されるのは当然のことです。これは、工業高校に限らず専門学科を配置しているーー農商看などのーー高校はその分野での就職の間口は広いです。何十年も前から普通高校よりも就職に特化しています。記事にもあるように求人数は段違いです。しかし、学生の奪い合いは今に始まったワケでありません。ここ最近は子どもが減ったので相対的にそう見えるだけです。もともとは求人母数に対して専門高校への求人割合は大きく変化していません。むしろ、工業に関係のない分野での求人も来るようになって求人数が増えたように見えるだけとも言えます。作業に対しての知識や技能など、ものづくりの耐性があるので、その分野に就職しなくても普通高校生と比較して、ものづくりの考え方に程度は違えど、あるのは必然と言えます。

    しかし、求人に関しては、基本的な学力の低下によって、工業高校生でなくてはいけない理由もなくなってきている現実もあります。だから、なおさら工業高校生には工業に関する仕事に就いてほしいのです。理想的な職業観みたいなものが、漠然としてでも中学生のころからあって専門高校に進学していけると、高校生活ではそう外れることもなく就職できるハズです。大卒でも行けない企業に就職できるのです。


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