地域に眠る“働き手”を発掘、働きにくさを解消し、1分単位で勤務
NewsPicks +d編集部
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「バターのいとこ」の業務拡大に伴い、働き手の確保を任されたとは言え、求人広告の出し方すら知らなかったと話す小宅さん。ハローワークの担当者にノウハウを教わり、福祉事業者との人脈つくりから始めたそうです。
雇用も人事も、知識ゼロからのスタートでしたが、「常識」にとらわれない柔軟な考え方が導入できたのもそのおかげなのかも知れません。
今回の取材を通じ、地方では福祉就労支援を行う事業者が少ないという現実を知りました。保護者は何時間もかけて車で送迎したり、就労支援に通うために転居を余儀なくされたりすることもあるそうです。那須町にも就労継続支援A型事業は、GOOD NEWSのみ。「仕事の内容も拠点も選択肢をもっと増やしたい」と、小宅さんの挑戦はまだまだ続きます。
目標は、継続すること。「那須町に住み続けられるような雇用を保つことも企業の社会貢献の一つ」と。芯が通ったまっすぐな眼差しで話す姿が印象的でした。大企業の大量生産を支える働き手としてではなく、
地域ビジネスをスケールするための働き手として、
多様な地域住民を工夫して巻き込むことは、これまでとは違った意味で、
生産性の向上にあたるのかもしれないと思いました。