宝酒造と六甲バター、清酒・チーズで共同販促 実施店が急拡大
2015/06/12, 日本食糧新聞
【関西】チーズとのマリアージュを、ワインだけでなく日本酒でも--と、宝酒造と六甲バターは、スパークリング清酒「澪」とQBBチーズの共同販促を実施中だ。3月にスタートし、イオンやライフコーポレーション、コープこうべ、トーホーストアなど300店舗で実施。POPやポスターなど販促物で盛り上げたこともあって成果につながり、ここへきて急激に店舗数が拡大。1000店を目標に掲げる。
そもそもこの企画、宝酒造がスーパーの売場で、女性や若い世代に人気の高い「澪」と多様な食品との関連販売を実施したところ、チーズが最も好結果を得た。この実績を踏まえ、同じ関西に本拠を置く六甲バターの門をたたいた。
一方チーズ専業六甲バターは近年、主力のベビーチーズ中心に堅調に推移している。さらに昨年11月、人気TV番組で同社製品をはじめとする多様なチーズが取り上げられたことを機に、前年比2桁増まで売上げが跳ね上がり、以後これをキープしている。中でも“家飲み派”の増加によっておつまみ系チーズが好調なことから宝酒造の要請に応えた。
まず、六甲バターが宝酒造にサンプルを送り、酒造メーカーの視点と舌で「澪」にマッチする商品を選んだところ、「濃硬チーズブルーチーズブレンド」「チーズデザート贅沢ナッツ」「プレミアムベビーゴルゴンゾーラ入り」などを採用し、このマリアージュの本格スタートに至った。
(佐藤路登世)
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