【基礎からわかる】電気料金に直結「エネ基改定」ってなんだ?
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電気料金高騰のニュースが連日メディアで取り上げられています。私が先日見たワイドショーでは、電気代節約のため、エアコンをオフし、汗だくになりながらラーメンを茹でるスタッフの方が映っていて、熱中症にならないことを祈らんばかりでした。
そんななか、5月からは3年ぶりにエネルギー基本計画の改定が始まりました。今回の改定は第7次で、主な論点は2040年の電源構成です。カーボンニュートラルに向けたリミットも刻々と迫る中、今回は原発再稼働や新設/リプレースなどの論点を踏まえた、現実的な議論が展開されると予想されます。今回は、エネルギーに馴染みのない人にもわかるよう、エネ基に関して最低限知っておきたい基礎を噛み砕いてお届けします。原子力発電は放射能漏れがあるから危険と言われますが、よくよく思い返してみると(あくまで私の記憶)、地震で放射能が漏れたという記憶はありません。福島の原発は津波による電源喪失が原因です。主・副電源をどちらも同じ1Fのフロアに設置したために起きた事故でありどちらかを2Fに設置していれば防げたはずの事故です。(設計の段階で指摘されていたけれど何らかの理由で採用されなかったと記憶)
生活・環境・リスク…全てをクリアすることは事実上無理なことはわかっているのですから、一つひとつのリスクに対して「受容する」「回避する」「軽減する」「転嫁する」ことを明確にし、公開し共有することで原子力発電メインで進めるべきだと思います。
『核融合発電』が現実的になれば解決するのでしょうが、先は長そうですし…。原子力をどう使うか? 悩ましく、また、けして交わらぬ話になりがちです。
個人的には、最終的には使わない、でも、今すぐじゃない、という優柔不断な立場です。
事故があっても電力会社の担当者にしか影響がないくらいの果てしない荒野と果てしない洞窟があればよいのですが…
再生可能エネルギーの比率が高いドイツでもウクライナ以降、LNGの輸入が増え、原発稼働については意見がわかれているとのこと。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65296028.amp