【超実践】ChatGPTで「難解な契約書」を読みこなせ!
- ①契約書をAIに「読ませる」
- ②「不利な内容」を尋ねてみよう
- ③「知らなかったリスク」に気づける
- ④身近な規約に「思わぬ発見」
- ⑤仕事の契約書、ちゃんと読んでる?
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6月よりプロピッカーに就任した川村です。
いくつか重要な注意点があります。
①ChatGPTではPDFの内容は全て読み込めない(おそらく)
②URLを貼り付けたページ内容抽出も同様
③機密レベルを考慮した入力内容の精査
契約書含むPDF等のドキュメントレビューにAIを活用するのはとても便利な一方で、
①ChatGPTに文章ドキュメントファイルをアップロードしてプロンプトを入力すると、LLMがその内容や文脈に近しい箇所を部分的に抽出してそれらを解釈して応答します。語弊を恐れず雑に例えると人間が手元に参考書をおいて「たしか、この辺とこの辺に答え書いてありそうだなー」とそこをみて解釈する形です。ハルシネーションの要因でもあります。公式ドキュメントには記載がなかった気がしますが、自分が確認する範囲では参照だと思われます。(今後仕様が変わる可能性もあります。)
全て文章ベースであれば、Claudeにファイルをアップロードすると全文一時記憶(コンテクストウィンドウ)に入ります。
②URLを貼り付けたりChatGPTが検索した結果を取りまとめるのも上記と似たような仕組みです。つまりページ上の全文を理解しているわけではありません。
③契約書の中には詳細な業務内容や先方の住所東野個人情報が記入されている場合があります。それを除くのをおすすめします。もしくはエンタープライズプランやそれに近しいセキュリティレベルのプランをお勧めします。
今回の規約書・契約書のように抜け漏れがあると困るケースですと、③に注意した上で、文字を全文コピペして一次記憶に入れるのが良いです。
一次記憶を超える量のドキュメントは簡易的にアップロードして参照するか、分けてコピペして検証するのがおすすめです。
私自身、契約書や規約のチェック・修正依頼に、もう生成AIがないと考えられないです.....
専門家の方がこのように先人をきって、わかりやすくユースケースを示してくださるのが素敵ですね!
※専門用語をできるだけ使わずに記載しているため、正確性100%ではありません、ご了承を。気になった方はエンべディング、コンテキストウィンドウ、リコールレートなど調べるとさらに生成AIの性質を理解でき、使いこなしレベルが上がります。
インタビューしていただき、ありがとうございました!
日本のLegal Tech市場は「日本語」と「日本法」の2つの大きな壁によって、黒船到来を防いでいる現状があります。
一方で、生活上の一般的な契約のチェックや気になることへのQ&Aであれば、なんでもガンガン聞ける環境が整いつつあり、本当に「民主化」してきたなと思っています。
もちろん、本当に重要な契約や細かい解釈が問題になるものは弁護士を頼っていただければと思いますが、我々もうかうかしてられず、そのうち本当に「弁護士」vs「法律の専門家AIを携えたビジネスパーソン」の対話が発生することを想定して研鑽を積んでいきたいと思います。
手元にある車の契約書には、数ページにわたって文字がびっしり書かれてあります。
こんな契約書、どこの誰が真面目に最初から最後まで読むのか、と思うのですが、世の中にはそんな書類がごまんとあるのではないでしょうか。
そんな中で、契約書や普段使っているサービスの利用約款に、自分が不利益になるような一文は盛り込まれていないか、GPT-4oを使って検証しました。
そしてその不利益になりそうな箇所を見つけるコツや、どのようにプロンプトを打ち込めばいいのか。企業法務&AI双方に詳しい、おなじみの結城東輝(とんふぃ)弁護士とお届けします。
※実際打ち込んでみると途中からゲーム感覚になってだんだん面白くなってくるので、やり過ぎには注意してください。
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