チームラボ猪子寿之、インターネット時代の知性を語る - DOL特別レポート
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注目のコメント
猪子さんって、言葉が思考についてこれてないですよね。(笑)
実際に作品を見て解説を読むと、めちゃくちゃ面白い視点でモノをみてることがよくわかります。
物事を見る切り口はいくらでもあって、切り口一つ一つが次元になって、その組み合わせと数で無限の多次元がある。それが理解できると抽象化の道筋が複数見えてきて、他の人には見えない気づきが得られるようになると理解しました。猪子さんの発言は、いつも学びが多い。「抽象化レベルの高い人ほど天才と呼ばれる確率は高くなる」との指摘は、ビジネスでも同じかもしれません。ちなみに、このインタビューの全文が掲載されている最新号の『ハーバードビジネスレビュー』はメディア特集です。
面白い。前に映像作品を作っている友人に話を聞いた時に、次の話を聞いたことを思い出しました。
「みんなディスプレイというX−Y平面の視覚の描画には気を使うのに、時間と位置という別の平面は意識していない。自分の作品が他の人と違う点は視覚の描画と同様に時空間平面での描画に力をいれている事だ」
抽象化と多次元情報の扱いは映像作品に限らず、デザイン領域でも大きなテーマになっています。
あるデザインを決めた理由(判断基準)を他人が分かるように説明して欲しいとよく言われますが、基本的に多次元情報を扱うので、2次元や3次元のマトリックスでは表現できないという問題が生じます。
時間が無限にあれば、それらを組み合わせて議論できますが、現実の時間スケールではこれが中々難しいです。デザインやコンセプトがストーリテリング等の形で、ある意味帰納的に表現される事が多いのはこの様な背景があるからだと思っています。今後はこれらに関するスキルの引き合いはさらに強くなると考えます。