知っ得!企業トップのAI活用法。日本マイクロソフト社長のCopilotの使い方がすごく勉強になる
コメント
注目のコメント
一つひとつは私も時々やってますが、これを毎日続けるとしたら頭が下がります。本当の意味で秘書代わりですね。忙しい方ほど使う価値が高いという見本です。
生成AIは初級者のレベルアップに役立つというレポートはいくつかあります。でも、ベテランならさらに役立つということかと。自社で企画開発したサービスを自分たちが使うことを、ドッグフーディングと呼びます。「自分のためのご飯を作る」という意味合いで、提供側がユーザー視点に立ち戻り重要な気づきを受け取れるので、プロダクト作りの世界では推奨されています。
津坂社長はまさにドッグフーディングを実践しているようで、メールや会議などホワイトワーカーには欠かせないワークフローにAIを組み込んでいる様子。
本記事はMSのPR的側面も否めないですが、大企業のトップがここまでサービスを使い倒す姿勢を貫くのは良いことです。チャットbot形式のAIは、ほとんどのビジネスパーソンには自由度が高すぎるんですよね。津坂さんが本当にここまでガチガチに使いこなしているのか、多少の脚色を含むのかは難しいところですが、いずれにせよこの水準で本当に意味のある形で仕事にcopilotを使える人はかなり少ないと思います。
AIを使いこなすには良質な「問い」すなわちプロンプトを書く必要がありますが、この言語化が難しい。記事中の使い方だと、マス層でも使いうるのは「議事録をとる」「アンケートの定性コメントをまとめる」あたりでしょうか。データをガバっとインプットしてワンタッチで定型の指示をする、みたいな形に落とせる使い方ですね。
それ以外は、かなりセンスと言語化力が求められる使い方のはずです。(それを鍛えるのが、つまり「AIの筋トレ」ということですね)