インフレ予想押し上げには成功、2%にアンカーする必要=日銀総裁
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- 1日銀の植田和男総裁は、2%の目標値にアンカーする必要があると指摘
- 22000年8月のゼロ金利政策解除について、インフレ目標値の導入があれば結果は異なった可能性がある
- 3日銀は、物価変動と金融政策の課題に関する国際コンファランスで、20年間のインフレ率の推移について議論
コメント
注目のコメント
インフレ予想が上がった理由を改めて考えると、①輸入インフレ、②人手不足による賃上げ、の2点だと思います。いずれも日銀の金融政策というより外部要因なので、2%アンカーを目指すのは大変な作業になると思います。
4月展望レポートの25年度のコアCPI見通しが前年比+1.9%ですので、日銀もまだ2%にアンカーできるかどうかは半信半疑といったところでしょうか。賃金の継続的引き上げもさることながら、今回の賃上げが物価上昇を起点にしていることを考えれば、企業の値上げ慣行が定着するかどうかが重要になると思います。
2000年のゼロ金利解除は拙速の極みだったと私は思っています
植田さんも当時、一人の委員つまり当事者としてそう思っていたようですね
適切な金融政策ができなければ、失われた10年が30年にもなるということは記憶しておくべきでしょう
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