ロシア事業手掛ける欧州の銀行は多くのリスクに直面=米財務長官
AI要約(β版試験運用中)
- 1イエレン米財務長官はロシアで事業を行う欧州の銀行のリスクは高まっているとして、二次的制裁の強化を検討しているとのこと
- 2具体的な内容や対象となる銀行については明言を避けたが、ロシアでの銀行取引に関連した制裁は「そうする理由がある場合にのみ行うが、ロシアで事業を行うことは非常に多くのリスクを生む」と述べた
- 3米国による二次的制裁の強化は、ウクライナ戦争を巡りロシアやその他団体に対する一次制裁の回避を援助していることが判明した場合、その銀行を米金融システムから切り離す権限を財務省に与えるもの
コメント
注目のコメント
ライファイゼン・バンク・インターナショナル(RBI)は、3月に米モリス財務次官補代行が会合を持った後に株価が急落したり、先月は欧州規制当局からロシアに関わる融資や決済の削減を指示される見込み(2026年までにロシア国内の顧客への融資を昨年第3四半期比で最大65%削減し、またロシアからの国際的な支払いを縮小する)であることを明らかにしたりしていました。ただ外資系でロシア最大の金融機関を傘下に持っているだけに、言うまでもなくそう簡単にはいかない話なのでしょう。
なお、記事中(5月26日時点)ではRBIは「オーストラリア」の銀行となっていますが、「オーストリア」の間違いです。念のため。
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