コモディティー化しないため「背景の物語性」を意識せよ
NewsPicks +d編集部
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今、世界的に古着が大人気。記事でもふれましたが下北沢では古着屋が、ここ2、3年で一気に倍になり、200軒近くも営業するようになりました。
いわゆる「タイパ」でいうなら、古着はそんなよくない。基本的にすべて一点ものですから、マイサイズを探すのも大変です。
「コスパ」についてはどうかというと、実はこれもファストファッションや量販店とくらべると、決して安くはない。特に若い人に人気のあるヴィンテージのスウェットやデニムなどになると、何万円にも価格が高騰しています。
「なんでそんな、不便で、決して安いわけではない方向に向かうのか」と思うところですが、同じような現象はほかの分野でも起きている。
たとえば配信の時代になってCDは絶滅しつつありますが、アナログレコードは逆にその魅力を見直されている。スポーツ自転車の世界でも、カーボン製が主流になり、アルミ製が過去のものになる中、クラシックな鉄製は生き残っている。
利便性の向こうにあるもの。それを求める人がいる。そうした事情を感じます。今回ご紹介するマンガも、そういう人が登場します。