台湾・頼清徳総統が就任演説で「独立志向」を封印し、蔡英文政権の「現状維持路線」を踏襲してみせた”2つの理由”
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注目のコメント
新しい総統が、二つの中国、独立志向を匂わす言葉を抑制したのは、中国に配慮したからではなくて、中国の台湾を呑み込む戦略に台湾人が懐疑的になっていることが証明されたと総括して、中国警戒論はますます強まっていると解釈しているから。自信を待っているから。余裕たっぷりの就任演説だった。
「国会のねじれ現象」によって独立志向を封印した、という解釈はちょっと違うような気がします。「すでに独立していて、独立をあえて論じる必要はない」というロジックを蔡英文政権が唱えて国際社会でも評判がよく、それを受け継いでいる形ではないかと思う。現状維持路線は台湾の政権与党ならば選択肢なくそこに落ちつく主張で、特段そこにポイントはないと思います。