経団連は日本のガンなのか
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注目のコメント
私が、あおり気味な質問を投げかけてしまいましたが、経団連の意義というのは、今あらためて定義すべきときだと思います。
三木谷さんの「(経団連は)経営者自身を守っているのではないか」との指摘は重い。ただ、今の日本で、経営者という仕事が割の合わない仕事になっている面もありますので、日本の経営者を「責任は重く、批判も浴びるけれど、報酬も高く、尊敬される」といった存在にしなければなりませんね。日本のネット業界もようやく成熟してきて、国の産業の一画を担うようになってきた。と、いうか、むしろ日本で成長産業は現状ネットとモバイルしかない。その中で、個々の企業が個々の企業の利益のためにロビーイングするのではなく、業界としてしっかりと声を大にして、日本の再成長のためにという大義実現のために、既存の政官財との関係性をしっかり構築していく必要がある。
日本のネット業界も、なんでもかんでも「古い大企業、規制は悪いことだ」と噛みつくノイジーマイノリティ化せず、大人に社会と関係性を築いていくフェーズに入ったと思う。>護送船団方式で、業界再編によって経済界を変えてこなかった日本の経済団体にも責任はあるのではないかと思います。
日本には日本の戦い方があると思うし、80年代の「Japan is No.1」があったことを考えると、護送船団方式を悪と見る必要はないと思います。
むしろ、日本のバブル崩壊後のように、新しいビジネスモデルが出てきた時の初動がどうしても遅くなる点は改善しないといけない。
結局、第二次大戦後や大東亜戦争でもそうだし、サッカー日本代表がワールドカップで負けた時もそう、日本には「敗因分析をして問題点を洗い出す総括がない」ことが問題なんだと思います。
その点、特にアメリカはそれをキチッとやる。真珠湾攻撃もそうだし、80年代の日本の自動車産業のアメリカ進出に伴うアメ車総崩れの時もそう。この分析があれば、その反省を活かし、思い切って次のアクションに手を打てるんだと思います。