なぜ日本で「結婚しない人」が増えたのか?…「結婚したい」のに「結婚できない」若者たち
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この「結婚したい人はさほど減っていない」という現状認識は、昔からあらゆる識者が引用する人口問題研究所の経年調査からとられているのですが、リサーチャー視点で言うと、これは「イケてない」設問の典型です。記事でも使われていますね。
具体的に言えば、
(1)「いずれは結婚するつもり」(2)「一生結婚するつもりはない」を並べていますが、これは明らかに(2)を選ぶハードルが高すぎて、選択肢として適切ではありません。
結婚への「意思の強さ」を聞きたいのに、そこに「時間」という要素を入れているダブルバーレルという欠陥があります。その割にみなさん無批判に引用しますね。辻村美月さんの「傲慢と善良」を読んでいてはっとしたのですが、こんな台詞がありました。独身の人は「独身を選択するも何も、最初から、そこに本人の意思がないんです」というものです。
確かに、結婚は「しよう」という本人の意思がなければできません。でも、独身は敢えて意思を持たなくても、何もしなければ独身です。
要は、「結婚をしない理由」があるというより、特に結婚をするべき強い理由がないということなのでしょう。リファラル採用ならぬ、リファラル婚
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