米小売売上高4月は前月比横ばい、ガソリン高騰で他支出にしわ寄せ
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コロナパンデミックの給付金は底をつき、世帯の借り入れは増えつづけています。NY Fedによると2024年第1四半期の世帯負債額は1840億ドル増え、17.69兆ドルになりました。
負債が増えているのは、住宅ローンとオートローン。クレジットカード負債は逆に140億ドル減少し、1.12兆ドルになりました。これは第1四半期に見られる現象で、この時期はいつも減少しています。
気になるのは90日以上の延滞率。クレジットカードの第一四半期延滞率は残高に対し10.7%と高い数字になっています。年率に直すと9%となります。
政策金利の利下げ時期は近いかもしれません。これまで消費の回復力が強すぎたので、さすがにペースダウンすると思います。ただ、雇用者数、実質賃金ともに緩やかに増加しているため、実質所得の伸びに見合った消費回復は見込めると思います。