ソフトバンクが1.7億ドル出資したソーシャルアプリ「IRL」、95%がボットとバレて閉鎖
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注目のコメント
投資判断まで1カ月みたいな話もありましたもんね。このレベルの詐称は、調べればわかるし、少なくとも従業員インタビューをすれば疑念の種は見つかったわけで普通にデューデリしたら判明したのではと思いますね・・・
ただし、そもそも投資する側は他社との競争もあり前のめりになっているので、ネガティブな話は聞きたくないということも多いですから、情報を上げる人はいたけどスルーして投資した可能性もありますが。社内やステークホルダーの思惑があるなか、中立な目で投資先を判断するといのはなかなか難しいものです。IRLが提供しているのはソーシャルカレンダーと呼ばれるサービスで、カレンダーに共有機能とチャットをつけたサービス。位置情報共有SNS「Zenly」の日程版と言ったらわかりやすいでしょうか。
ビジョンファンドは、次のZenlyになる?、しかもZ世代向けのtoCはFOMO(投資しそびれることが怖い)に煽られるので、慌てて投資判断をしました。
以降の流れはこんな感じ。
ビジョンファンド史上最速の投資判断(ユニコーンクラブ入り)
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CEOがメディアインタビューでMAU2000万人と話しまくる(当時、推定100-200万人)
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元従業員、従業員「そんなに使われていないよね?」
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投資家向け資料にもMAU2000万人と記載していたことから証券取引法違反の疑いでSEC・特別委員会が調査
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the end.
ちなみに、MAUなどの数字は役員レベルしか見れないようになっていたので、従業員の肌感覚がすごいなーと思いました。はい。