不動産で勝ちたければ、「次の武蔵小杉」を探せ
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以前、東京湾岸/タワーマンション林立地域に短期間住んだことがあります。そのとき、神社の役割を思うに至りました。
都心から近しく不動産価格が手頃な湾岸地域のベッドタウン化は、東京都と都民の効率性向上のために重要です。
そして湾岸地域のベッドタウン化を推進する上で一つマニアックなポイントを指摘しますと、現在、開発の歴史の浅い港区・江東区の湾岸部では近所に神社仏閣教会がない(ほとんどない)点です。
神社仏閣教会施設がないということは、小さな子供が神社仏閣教会などが催す一年を通じた季節の伝統行事と、生涯を通じた冠婚葬祭のイベントに触れる機会が減少することをもたらします。これは情操教育を重視するファミリー層にとっては意外に大きな問題です。
(ちなみに、都心の高級住宅街には、必ず歴史的な神社仏閣(+教会は場所による)が徒歩圏にあります。)
自治体とデベロッパーの都市開発に神社仏閣教会などの施設の誘致(分祀など)が加われば、メリットは大きいです。役人主導のセンスのない箱モノ建設より低コストにて、かつ街の成熟度を格段に引き上げることを実現できるためです今週の特集テーマは「不動産」です。「衣食住」の「住」にスポットを当てます。NewsPicksの読者は、単身者が多いかもしれません。都心で一人暮らしをしていれば、月々の家賃もバカにならない金額だと思います。
「賃貸に住み続けよう」「これから家を買おう」「不動産に投資しよう」「不動産投資は絶対しない」──。不動産に対する姿勢は人それぞれ違いますが、これから「住」を考える判断材料となる、中立で役立つ情報を届ける特集にしていきます。
本日より7日間どうぞよろしくお願いします。たまに武蔵小杉を乗り換えで使いますが、あの混雑は耐えがたいですね。ということは、次の武蔵小杉みたいなところに先行して投資もしくは購入して、人気が出て住みにくくなったら高値で売却というのが一つの勝ち方かもしれませんね。