ベトナム:全方位外交と反中世論の狭間で
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注目のコメント
ベトナム嫁を持つ身として話を聞いていると、ベトナム共産党も中国からの「献金」をもらう親中派と嫌中派に分かれており、一枚岩ではないらしい。
なにせ、ハノイの公安警察ビルでは建設中に大量の盗聴器が発見されて大問題になるなど、あちらの国の中国への脅威はシャレにならないレベル。
日本の国防を考えるなら中国と地続きのベトナムを支援する方が中国は嫌がるとおもうのだが。先に訪問したのは中国で、副首相兼外相。次いでアメリカへは国家のトップとも言える共産党書記長。「外交」しているな、という印象。
「主権確保のために固い決意は示しつつ、アメリカも含めた多くの国を巻き込みながら中国をけん制し、しかし決して武力による決定的な対立には持ち込まない、というのが今のベトナム外交の狙いだ。これに加えて、国民世論とのバランスもきちんと取らなければならない」。
これこそが「全方位外交」であり、結論。国民感情に煽られすぎないベトナム政府
泰然自若としていて僕は好感をもちますね
もともとベトナム一国でどうこうなる問題ではありませんし、かといってアメリカに全て頼んだのでは結局依存体質/主従関係が出来てしまいます
何事もバランスです
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主権確保のために固い決意は示しつつ、アメリカも含めた多くの国を巻き込みながら中国をけん制し、しかし決して武力による決定的な対立には持ち込まない、というのが今のベトナム外交の狙いだ。これに加えて、国民世論とのバランスもきちんと取らなければならない。