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「チョコザップ」の快進撃が止まらない…常識を覆す“スマートライフジム”へ
瀧本 裕子イオン株式会社 Chief Branding Officer(CBO)兼 弁理士
>意識が低すぎてお手洗いをかりるだけで帰る日もある、とチョコザップユーザーの記者さんが書かれていますが、こういう層を取り込めた事が勝因かなーと思いました。
勝手な分析ですが、
皆んな健康は気を遣ってるはず
→運動は必要なのは知ってるよね?
→なのに、全人口からすると一部のユーザーしか
ジム利用していない
→なんで?
→そこまで必要じゃない?
→もしくは何かきっかけがあれば通う?
→それとも、ネックが必要を上回ってる?
→ネックがなくなればニーズはあるの?
→ネックはなくせるの?
→イマココ
みたいな感じなのかなーと。
めちゃくちゃ大切だと思います。
スペック勝負は、どこかでお客さまを置き去りにする気がするのですが、今回はお客さま目線からきた展開が分かりやすく成功した例かと思います。
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瀧本 裕子イオン株式会社 Chief Branding Officer(CBO)兼 弁理士
当たる商品の裏側には、こういう強い情熱、とても良い意味での狂気を持った人がいる気がします。
商品に対する想いが誰よりも深く、その世界観を緻密に言語化できる人。言語化できるから広められる。
結局、データや調査だけだとこういう動きは再現できないんですよね。データはとても大事なのですが、同じデータをみても、何を感じるか、読み取るかは想いによって変わります。それがその後のヒットに繋がってくるんだと思います。
今回は、美味しいお茶ではなく<急須から淹れたてのお茶>が、この商品の本質を上手く捉えるものだったのでしょうね。
マーケティング手法は多く存在しますし、その時代によっても変わります。ただ、ムーブメントになるものは意外とシンプルで、商品の良さとそれに惚れ込んだ人の組み合わせだなー、と思ったりしています。
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