前号では「高い能力があるのに芽が出ない選手」の共通点として、自分にとって価値がある目標を描いていないことを挙げました。その点をもう少し考えていきます。
皆さんの会社でも、仕事ぶりは真面目だけれど、なかなか成果が出ない社員がいると思います。その原因は多くの場合、努力が足りないからではなく、正しい努力をしていないことです。
正しい努力とは何か。目標達成に向かう努力です。努力の方向性が正しいか、ズレているかということです。
野球選手でも、A選手は走り込みをして下半身を強化したほうがいい、B選手は体幹トレーニングを増やしたほうがいいなどと、必要な練習メニューは人それぞれです。
【5/16締切!】春割・2カ月無料 お申し込みで…
- 専門記者によるオリジナルコンテンツが読み放題
- 著名経営者や有識者による動画、ウェビナーが見放題
- 日経ビジネス最新号12年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「日経トップリーダー」に収容されています。フォローすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。