この講座で学べること

ベンチャーファイナンスの基本的な考え方から最新の資金調達手法まで全9話でマスターする。

講義内容は以下のとおり。

【第1話】企業は「モーニング娘。」だ

難しいという印象を持ちがちなファイナンス。

しかし田中氏は「モーニング娘。」の変遷と照らし合わせるとその概要が理解しやすくなるという。

果たして、企業とモーニング娘。の共通点とは？

【第2話】 基本作法① セクシーな企業とは？

売上、営業利益、いずれもファイナンスにおいて重要な指標だ。

しかし、それだけ企業を評価するのは早計だと田中氏は指摘する。

売上、営業利益だけでなく、バランスシートの内容も踏まえてセクシーな企業を見抜くメソッドを紹介する。

【第3話】 基本作法② 投資家を攻略せよ

デッド投資家(銀行)とエクイティ投資家(株主)、資金調達を実施する際どちらから調達すべきか頭を悩ませるだろう。

この問題に対して、田中氏は両者が求めることを念頭に考えるべきと述べる。

デッド投資家、エクイティ投資家が期待していることを紹介し、両者の違いを浮き彫りにする。

【第4話】 借り入れは「悪」か

「孫さんは博打打ち」

ソフトバンクグループが巨額融資を受けると、メディアがこぞって取り上げるこの話題。果たして、この見方は正しいのだろうか。

田中氏がソフトバンクグループの戦略をファイナンスの視点から解説する。

【第5話】 出資者と自社評価を見誤ると「地獄」が待っている

「企業のバリュエーション(評価付け)は資本政策の成否を握る」。

田中氏は資本政策の重要性をこのように語り、高い評価を得れば良いものではないと断言する。

やり直しがきかない資本政策の要点をわかりやすく伝授する。

【第6話】 CFOと経理部長の違いは？

企業のファイナンスを司るCFO。

しかし「どのような人材がCFOに向いているか判断がつかない」という経営者も多いのではないだろうか。

企業の命運を握るCFO人材に求められる素養とスキルを経理部長と比較しながら解説する。

【第7話】 資金調達の変化球① 「コンバーチブル」と「KISS」

近年、スタートアップの資金調達手法も多様化している。

中でも迅速に資金を得られることで注目を集めているのが「コンバーチブルノート」と「KISS」だ。

最先端のファイナンス手法を田中氏がわかりやすく紹介する。

【第8話】 資金調達の変化球② 「クラウドファンディング」

一般人にも馴染み深いものになりつつあるクラウドファンディング。

しかし、スタートアップにとってもクラウドファンディングは画期的な手法としてファイナンスの常識を大きく変える可能性がある。

事例を交えながら、スタートアップファイナンスにおけるクラウドファンディングの位置付けを紹介する。

【第9話】 投資家を説得する「事業計画」の極意

「投資家をそそる事業計画とは何か」

田中氏は「正解はない」と前置きした上で、「フック」、「トラクション」、「ポテンシャル」の3つを挙げる。

最終回はよりセクシーな事業計画を作るポイントを田中氏が身体を使ってレクチャーする。