車椅子でも参加OK インクルーシブパレード27日開催 多様性訴え

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インクルーシブパレードのイメージ画像=インクルーシブデザイン協会提供
インクルーシブパレードのイメージ画像=インクルーシブデザイン協会提供

 本当の「多様性」って何だろう――。そんな問い掛けをさまざまな立場の人たちが集まって考えようという「インクルーシブパレード」が27日午後1時から、東京都墨田区のJR錦糸町駅前の錦糸公園で初開催される。

 パレードには、車椅子利用の約30人を含む、さまざまな立場の人々が100人規模で集まり、同公園から丸井錦糸町店までを約40分パレード。今回、クラウドファンディングで集めた資金で作製したフラッグを振りPRする。午後6時からは、各分野で活躍する車椅子利用者と筋ジストロフィー患者によるトークショーもある。いずれも参加定員に達している。

 丸井錦糸町店5階「ミライロハウスTOKYO」では28日午後1時から、頸髄(けいずい)損傷を負い口で描くイラストレーター、前田健司さんが製作する。29日午後2時には、デジタルアートを子どもたちのリハビリに活用する「デジリハ」の体験がある。いずれも入場無料。

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