復権する「計量経済学」 ITやコロナで活用広がる
Global Economics Trends 鹿野繁樹・大阪府立大学准教授
かつてないほど計量経済学への期待が高まっている。経済や経営の分野だけでなく、医療や教育など幅広い分野で、データをもとに事実を明らかにすることが求められるようになってきたからだ。
非常事態宣言と感染者減少の関係の説明を求められる
近年の計量経済学では、できごとの原因を分析する高度な手法が相次いで開発されており、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が起きたことで、分析の要請が次々に押し...
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