特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

緊急事態宣言1週間 止まらぬ感染拡大「医療崩壊が始まっている」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
緊急事態宣言が発令され、人通りの少ない道頓堀の戎橋=大阪市中央区で2021年4月25日午前9時42分、山崎一輝撮影
緊急事態宣言が発令され、人通りの少ない道頓堀の戎橋=大阪市中央区で2021年4月25日午前9時42分、山崎一輝撮影

 東京と関西の4都府県に3回目の緊急事態宣言が発令されてから2日で1週間が過ぎるが、新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、医療体制も切迫度が一層増している。政府は11日を宣言解除の期日と定めているが、専門家からは宣言の延長が避けられないとの見方も出ている。

 「(感染力が強いとされる)変異株が全国に広がり、『必要な時に適切な医療を受けることができない』という医療崩壊が始まっている」。日本医師会の中川俊男会長は4月28日の記者会見で、最近の感染状況と逼迫(ひっぱく)する医療体制に強い危機感を示した。

 多くの都道府県で感染の拡大が止まらない。東京都では29日、1027人の新規感染者を確認した。1000人を超えたのは1月28日以来だ。都によると、4月25日までの1週間に確認された感染者の約6割が、感染力が強いとされる変異「N501Y」を持つ変異株に感染していたと推計される。従…

この記事は有料記事です。

残り1169文字(全文1560文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

この記事の筆者

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月