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ヤングケアラー

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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ヤングケアラー~幼き介護

孤立するヤングケアラーの早期発見を 自民議連が支援策要望へ

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写真はイメージ=ゲッティ
写真はイメージ=ゲッティ

 家族の介護・世話をする子ども「ヤングケアラー」をめぐり、自民党ケアラー議員連盟(会長・河村建夫元官房長官)は、早期発見に向けた学校・福祉現場での研修実施などの支援策を政府に要望する方針を固めた。5月の大型連休明けに要望し、厚生労働、文部科学両省の共同プロジェクトチーム(PT)が策定するヤングケアラー支援の報告書に盛り込むよう求める。

 議連が作成した要望書は家族介護などで孤立しがちなヤングケアラーの早期発見、相談や支援に結びつけるため、教職員や福祉、介護、医療の専門職らへの研修と人材育成の必要性を明記。過度な負担を負っていると子ども自身が気づけるよう、ヤングケアラーに関する情報を学校が提供することも求める。

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