【独自】コロナ患者受け入れ病院、減収分を補てん…政府検討

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 政府は、新型コロナウイルスの患者を受け入れた医療機関向けに、収入の減少を穴埋めする新制度を設ける検討に入った。患者受け入れで一般外来の診察が制限され、使用できる一般病床も少なくなり、得られる診療報酬が減るといった不安に対応する。医療機関での新型コロナ患者の受け入れ拡大につなげたい考えだ。

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 今年度中の実施を目指し、財務省や厚生労働省が制度の詳細を詰めている。財源には、新型コロナの感染を恐れて受診者数が減り、想定より診療報酬の支払いが下回った分や、2021年度予算で確保した5兆円の予備費をあてる方向で調整している。

 感染者数や病床使用率などをもとに、医療提供体制が逼迫ひっぱくしていると判断した都道府県にある医療機関が支援の対象となる。〈1〉一定程度の新型コロナ患者を受け入れている〈2〉勤務する医師や看護師の処遇の維持や改善を行う――ことなどを条件とする方向だ。収入がコロナ前の水準を上回っている医療機関は対象外となる。

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1999095 0 経済 2021/04/21 05:00:00 2021/04/21 05:17:15 2021/04/21 05:17:15 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210420-OYT1I50125-T.jpg?type=thumbnail

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