ロシア軍、シリア空爆で戦闘員200人殺害 IS残党か

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ロシア国防省=モスクワで2015年11月27日、真野森作撮影
ロシア国防省=モスクワで2015年11月27日、真野森作撮影

 ロシア国防省は19日、シリア中部パルミラ近郊で過激派武装グループの秘密基地をロシア空軍が爆撃し、最大200人の戦闘員を殺害したと発表した。タス通信が伝えた。グループの組織名は不明だが、過激派組織「イスラム国」(IS)の残党などの可能性がある。内戦下のシリアでロシア軍は2015年からアサド政権の支援を続けており、事実とすると、ここ最近では最大規模の軍事作戦とみられる。

 シリア駐留ロシア軍・和解調停センターのカルポフ次長によると、パルミラの北東方面に過激派の秘密基地があるとの情報が入り、事実関係の確認後に複数の空軍機で隠れ場所2カ所を攻撃した。戦闘員を殺害したほか、重機関銃を搭載したトラック24台、弾薬約500キロ、自爆装置の部品を破壊したという。

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