2021.03.16
# 日本株

日本企業の「設備投資」が大復活で、ここから「株価がグングン上がる28銘柄」の全実名

製造業の大復活が始まった…!

足元で、米国金利の強い上昇とともに金融市場が不安定感を増しており、株式市場も一進一退の騰落が続いている。

米国株もダウ平均株価は史上最高値を更新し続けているものの、ハイテク株を中心としたナスダック指数は軟調な状態が続き、日本株市場も日経平均株価が一時3万円を付けた後は2万9000円を挟んだレンジ相場の様相を呈している。

コロナ禍も一旦は収束へ急展開を見せたように思われたが、足元で再び人数の減少が足踏みしており、依然として予断を許さない状況にあるといっていい。

株式市場は一進一退が続く photo/gettyimages
 

しかし、他方で確実に経済の回復基調を描き始めている業種がある。製造業だ。

まず、米国の代表的な製造業の指標であるISM製造業指数は、軒並みコロナ前の水準を回復している。特に、今後の製造活動の先行指標となりうる新規受注指数の強さは目を見張るものがあり、製造業の購買担当者が期先に非常に強気のスタンスを有していることがうかがえる。

図:ISM製造業景況感指数(および新規受注指数)と耐久財受注額
図:ISM製造業景況感指数(および新規受注指数)と耐久財受注額 出所:Datastream
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また、センチメントだけでなく、耐久財受注額の推移もコロナ前の水準を超えてきており、実際の製造活動自体もすでに堅調な推移を見せ始めている。そして、見方を変えれば、これらの製造活動を活発化させるための設備の拡張需要も同様に増してきている可能性が高いと考えられるだろう。

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