アベベ、円谷幸吉、瀬古利彦…びわ湖毎日を彩ったランナーたち
毎日新聞
2021/2/25 11:00(最終更新 2/25 13:17)
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現在開催されているマラソンで最も長い歴史を誇る、びわ湖毎日マラソン(滋賀・皇子山陸上競技場発着)=毎日新聞社など主催、住友電工特別協賛=は28日に行われる第76回大会で、滋賀県でのレースは最後になる。大阪マラソンと統合し、2022年からは舞台を大阪に移す。五輪代表選考レースでもあったびわ湖毎日は、数々のドラマを生み、名ランナーを輩出してきた。
ソウル五輪代表選考会を兼ねた1988年大会は、「伝説のレース」として語り継がれている。当初は五輪代表については、87年12月の福岡国際マラソンで「一発選考」する予定で、有力選手が一堂に会するはずだった。
物議醸したソウル五輪選考会
しかし、当時の日本マラソン界の大黒柱であった瀬古利彦(エスビー食品)は、直前のけがで欠場した。86~87年にロンドン、ボストンなど世界の主要マラソンで優勝した「世界の瀬古」に対し、日本陸上競技連盟はびわ湖毎日を再挑戦の機会として認めたが、「救済策」と批判された。
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