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ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」を展開するロイヤルホールディングス(HD)が、新型コロナウイルス感染拡大で悪化した経営を立て直すため、双日との資本業務提携を決めた。双日が筆頭株主となり、ロイヤルHDの祖業といえる機内食事業も子会社化する方針だ。双日の支援でロイヤルHDはコロナ危機を乗り切れるのか。
「当社の存亡のリスクを勘案し、アライアンス(提携)を検討してきた」。ロイヤルHDの菊地唯夫会長は15日、東京都内で開いた記者会見で、2020年9月ごろから証券会社などを通じて提携相手を探していたことを明かした。20年10月に双日と水面下で協議を始め、双日が約100億円の普通株を引き受けることで合意。双日には約78億円の新株予約権も付与され、実行されればロイヤルHDの株式の20%超を保有する筆頭株主となる。
ロイヤルHDが外部の支援を仰いだのは、…
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