ヤマハの250ccスーパースポーツ『YZF-R25』。ボアアップされた兄弟車『YZF-R3』と共に、2014年のデビューから若者を中心とする人気を博している。年を重ねると共にブラッシュアップが施され、2021年モデルはカラーリングが変更された。
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250ccスーパースポーツ YZF-R25 発売…新開発の水冷2気筒エンジン搭載
ヤマハ発動機は、249cc水冷2気筒エンジンを搭載したフルカウルロードスポーツモデル『YZF-R25』を12月15日より発売する。
YZF-R25は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、クラス最高レベルのエンジン出力とRシリーズを継承する軽量な車体とデザインにより、高次元な走行性能とスタイルを具現化。また、デイリーユースでの軽快な走行性と扱いやすさ、さまざまなシーンでの爽快な走りを実現している。
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毎日乗れるがコンセプト、日頃のシーンで“イージースポーツ”
ヤマハ発動機は、新型250ccスポーツバイク『YZF-R25』を12月15日から発売する。価格は55万6200円。YZF-R25は、2013年の東京モーターショーでワールドプレミアされたコンセプトモデルの市販版。250ccクラス最高レベルのエンジン出力(36ps)を誇り、“毎日乗れるスーパーバイク”がコンセプトである。
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20代に人気、YZF-R25 がマイナーチェンジ 新デザインや倒立フロントフォークを採用
ヤマハ発動機は、250ccロードスポーツの『YZF-R25』および『YZF-R25 ABS』をマイナーチェンジし、3月28日より発売する。
YZF-R25は、2014年の発売以来、スポーティかつスタイリッシュなスタイリングや高い走行性能、日常での扱いやすさなどで、20代を中心としたユーザーに支持されている人気モデル。
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【YZF-R25/R3 試乗】価格は僅差!軽快なR25か、7psプラスアルファのR3か…青木タカオ
若者に支持されるR25 & R3
“若者のバイク離れ”が深刻と言われているが、そのスタイリッシュさから若年層にも高い人気を誇っているのが、ヤマハ『YZF-R25』そして『YZF-R3』だ。
そういえば、昔からヤマハは若い人たちから支持されてきた。どことなくスマートでオシャレ。キムタクこと木村拓哉さん扮する美容師の主人公が、テレビドラマの中で乗っていたバイクもヤマハ『TW200』だったし、世界最高峰グランプリ「MotoGP」のヤマハ・エースライダー、ヴァレンティーノ・ロッシ選手も銀幕の俳優みたいにカッコイイ。
【YZF-R25/R3 試乗】価格は僅差!軽快なR25か、7psプラスアルファのR3か…青木タカオ 画像
若者に人気の理由は、日常と“R”のバランスにあった…開発者インタビュー
“若者のバイク離れ”などと言われているが、本当なのだろうか。少なくともヤマハ『YZF-R25/ABS』そして『YZF-R3 ABS』には当てはまらない。なんと、ユーザー層の60%が10~20代だというから驚くばかりだ。
税抜き新車価格は『YZF-R25』だと55万5000円、『YZF-R25 ABS』が59万5000円、『YZF-R3 ABS』なら62万5000円。若年層にしてみれば、決して安くはない価格帯でありながら絶大な人気がある。これほどの商品訴求力の高さ、モーターサイクルに限らず世の中のあらゆる製品を見渡しても思いつかない。
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2021年モデル発売へ トレンドカラー「シアン」を採用
ヤマハ発動機は、スーパースポーツ『YZF-R3 ABS』および『YZF-R25 ABS』のカラーリングを変更。新色「シアン」を採用した2021年モデルを1月15日より発売する。
水冷4ストロークDOHC直列2気筒320cc/249ccエンジンを搭載するYZF-R3 ABS/YZF-R25 ABSは、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発。スポーティなスタイリングと走行性能に加えて、日常での扱いやすさを兼ね備え、20代を中心とした若年層に支持されているモデルだ。
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【試乗】価格も「すべてがちょうどいい」スポーツバイクのスタンダード…伊丹孝裕
250ccの国産スポーツバイクの中、最もバランスに優れているのが、ヤマハ『YZF-R25』だ。ライディングの基本を学べる良き素材であり、街乗りやツーリングはもちろん、サーキットにおけるスポーツ走行もフォロー。ナチュラルなハンドリングが積極的な操作を促してくれる。
ここで言う国産スポーツバイクとは、ホンダ『CBR250RR』、スズキ『GSX250R』、スズキ『ジクサー SF250』、カワサキ『Ninja ZX-25R』といった同排気量帯のモデルである。フルカウルとセパレートハンドルを備え、日本はもとより東南アジアでも人気のカテゴリーだ。