楽天・石井監督「その場しのぎ」でしっかりと 誓うチーム再建

キャンプ初日、背番号「99」のユニホーム姿を披露する石井監督=沖縄県金武町ベースボールスタジアムで2021年2月1日午前9時53分、生野貴紀撮影
キャンプ初日、背番号「99」のユニホーム姿を披露する石井監督=沖縄県金武町ベースボールスタジアムで2021年2月1日午前9時53分、生野貴紀撮影

 今季からプロ野球・楽天を率いる石井一久監督(47)。コーチ経験のない異色の経歴ながら、ゼネラルマネジャー(GM)と監督を兼任する「全権監督」として、昨季リーグ4位に沈んだチームの再建を誓う。新シーズンは「143試合、その場しのぎをしていきたい」と話す。その真意とは。戦術面からメディア論まで新監督に思いを語ってもらった。【聞き手・生野貴紀】

 ――キャンプは「瞬発力」をテーマに掲げる。

 ◆質の高い野球ができるチームを目指すために瞬発力を大事にするという狙いがある。昨季は得点能力は確かに高かった(12球団トップの557点)が、…

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