京都府京丹後市の「ふるさと創生職員」として、1月に採用された原田翔さん(32)が、趣味の動画編集技術を生かし、動画投稿サイト「ユーチューブ」で、市公式の「田舎暮らし応援チャンネル」の配信を始めた。市長公室政策企画課に週4日勤務し、空き家対策を切り口に、定住促進などによる地域の活性化に取り組む。府内自治体では初の「公務員ユーチューバー」として自ら出演し、「移住者の視点で、田舎暮らしを希望する人たちに役立つ知識などを紹介したい」と意欲をみせている。【松野和生】
地方での暮らしや仕事を求める人たちの受け皿を作り、Uターン・Iターンの活性化にもつなげようと、市が2020年度に初採用した3年間の任期付き短時間勤務職員。同年12月から計5人が順次着任し、週3、4日間勤務している。勤務日以外は、副業にも取り組める。
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