熊本地震からの復興のシンボル「新阿蘇大橋」が3月7日に開通する。それを受け阿蘇広域観光連盟では、カウントダウンキャンペーン」第3弾として、「開通カウントダウン看板」を更新した。カウントダウン日数は「たぶん〇日」だったものが「あと〇日」になった。
2016年熊本地震で、阿蘇の玄関口であった国道325号阿蘇大橋が崩落した。その後、架け替え工事が進められてきたが、開通日時が3月7日15時、橋の名前が「新阿蘇大橋」と、熊本県から発表された(2月2日)。これで阿蘇地域の全ての幹線道路が復旧する。熊本と南阿蘇方面とのアクセスルートが回復し、震災直後の所要時間が約60分だったものが約33分になる。
新阿蘇大橋活性化協議会では「新阿蘇大橋開通カウントダウンキャンペーン」第3弾として、「新阿蘇大橋エリア 復興イラストマップの公開」「新阿蘇大橋オンラインクイズの公開」「開通カウントダウン看板の更新(たぶん〇日→あと〇日)」を実施している。
イラストマップでは、新阿蘇大橋周辺エリアの復旧・復興状況をまとめて公開した。また、新阿蘇大橋が開通したときの周辺案内として、新型コロナウイルスの感染が広がる中でも楽しめるオンラインクイズも公開した。
カウントダウン看板は、新阿蘇大橋開通に向けた機運を高めるために、道の駅大津(大津町)、道の駅あそ望の郷くぎの(南阿蘇村)、立野キャニオンロード沿線(南阿蘇村)、高森駅(高森町)に設置され、開通までの日付を表示している。
ただし、これまでは正式な開通日が発表されていなかったため、「たぶん〇〇日」という大体の日数(3月31日までの日数)を表示していた。正式な開通日が発表されことから、日数を「あと〇〇日」という正式な表示に差し替えた。2月2日時点で「新阿蘇大橋開通まであと33日」だ。
新阿蘇大橋エリア 復興イラストマップ