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ドルチェ&ガッバーナ 2021-22年秋冬コレクション公開──私たちのベストアイテム5選

ドルチェ&ガッバーナの2021-22年秋冬メンズコレクションが発表された。編集部の5人が気になるアイテムとは?

ドルチェ&ガッバーナは、2021-22年秋冬メンズコレクションをファーフェッチの公式ウェブサイト上で全世界に向けライブ配信をおこなった。今季のテーマは「DG TOGETHER」で、キーワードは「ニュージェネレーション」、「自身を表現すること」、そして「未来」。シーアのパフォーマンスによって幕を閉じたコレクションは、DJ キャレド @djkhaled、キティ・スペンサー @kitty.spencer、グウェン・ステファニー @Gwen Stefaniなどの世界各国のセレブリティからのメッセージがドルチェ&ガッバーナのInstagramで公開された点にも注目だ。そんな最新コレクションから、『GQ JAPAN』編集部のエディターたちが選んだイチ押しアイテムを紹介する。

DOLCE&GABBANA

「ドルチェ&ガッバーナのテーラードコートを着ていて、世界的に有名なファッションジャーナリスト、スージー・メンケスに褒められたことがある。僕のコートのラペルを触り、「あら、実に仕立ての良いコートね」と。ドルチェは、遊びのデザインもうまい。が、真っ当にコートを作らせると、真面目さの中にイタリアのセクシーさを忍ばせる天才である。さて、このコート。また、スージー・メンケスが褒めてくれそうな気がする」(森口徳昭、ファッションディレクター)

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「2021年春夏のドルチェ&ガッバーナにも登場した再構築テーラードが進化。ストライプと無地の生地をパッチワークしたようなデザインは唯一無二! サルトリア仕立ての美しいテーラーリングに斬新なアプローチがおもしろい」(高杉賢太郎、ファッションエディター)

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「ショーの冒頭に登場した解体・再構築したスーツなどのアウトフィットも気になったが、個人的にはドロップショルダーのシンプルなコートに惹かれた。プラスチックやウッドではなく、オーセンティックなメタルボタンを選ぶあたりがドルチェ&ガッバーナらしい選択だ。バルキーなシルエットはインナーやパンツを選ばずに着こなせるだろう。ルックではロングチェーンを取り入れていたが、ひざ丈ぐらいのロングマフラーでもよいと思う」(岩田桂視、デジタル副編集長)

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「このモデルが着用するフィンガーレスのロンググローブがほしい。 手が冷たくなりやすい冬に温めてくれるナイス・アイテムだ。 フィンガーレス仕様でiPhoneを使うときや細かいモノを取り出すとき、 グローブを外さなくて済む。上質なニット素材と合わせやすいグレーカラーを採用しているので、ルックのようにセーターと組み合わせてつけたい。 レイヤードコーディネートに超活躍できる一品だ」(リー・ウィンサム、デジタル・エディター)

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「故障したTV画面のような色合いのニットがインパクト大。その派手さに負けず劣らずなパンツやアクセサリーもいいし、全身強めなアイテムなのにバランスをとれているのも面白い。在宅勤務がつづいているいま、たまの外出の時にはこんなスタイルで街中をランウェイのように歩きたい」(近藤玲央名、ジュニア・デジタル・エディター)

ドルチェ&ガッバーナ 2021-22年秋冬コレクション
ギャラリー:ドルチェ&ガッバーナ 2021-22年秋冬コレクション
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