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ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

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ミャンマー、孤立状態へ逆戻りの可能性 軍政下で言論統制 欧米制裁で孤立

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ミャンマー総選挙の結果に対する抗議活動をする国軍の支持者ら=ミャンマー最大の都市ヤンゴンで2021年1月30日、AP
ミャンマー総選挙の結果に対する抗議活動をする国軍の支持者ら=ミャンマー最大の都市ヤンゴンで2021年1月30日、AP

 ミャンマーは軍事政権時代、米欧から厳しい制裁を受けて、外交や経済で国際社会との関係を絶たれていた。軍部が再び長期独裁に向かえば、当時のような孤立状態に逆戻りする可能性もある。

 ミャンマー(当時はビルマ)は1962年に国軍のネウィン将軍がクーデターで権力を掌握して以降、約半世紀に及ぶ軍事政権が続いた。ネウィン氏は外国資本や外国人を排除して経済を国家が統制する「ビルマ式社会主義」を掲げ、経済は荒廃していく。88年に軍政に反発する大規模な抗議運動が起きたが、この時に民主化運動の象徴的な存在となったのがスーチー氏だった。

 軍政は、…

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