2021.01.30
# 副業

男性より女性のほうが「副業」に向く?銀座のクラブのチーママが月80万売り上げたワケ

はじめまして、井上敬一です。私は20年以上前に大学を中退し、ホストとして社会人デビュー。当時の関西最高である1日1,600万円を売り上げたり、5年間連続でナンバー1をキープしたりと、対女性のお客様への接客で成果をあげてきました。また、現役引退後はホストクラブのオーナー業を通して、男性スタッフの人材育成も経験しました。

社員とお客さんという立場は違えど、男女ともに様々なパターンの人間を相手にしてきて痛感したのが、男女の違い。その経験をもとに、ホスト業界を引退して現在は、一般社団法人恋愛・結婚アカデミー協会を立ち上げ、悩める女性の結婚を成功に導く活動を中心に事業を行っています。

そんな私が、今回「副業」についてお話するのは、まさに副業こそ男女の違いが現れると思っているからです。「一体なぜ?」と思われた方、ぜひ続きをご覧ください。

「水商売のセカンドキャリア」としての副業

コロナによる収入減や雇用不安、緊急事態宣言下でのテレワーク浸透などが背景となり、ここ数か月で急激に副業を始める人が増えているのはご存じのことかと思います。

2020年10月に人材採用のエンジャパンが行った副業に関するアンケートによると、回答ユーザーの約半数が副業を希望しており、その大半の理由が「収入アップ」のためだということでした。

航空業界や、旅行業界、飲食業などは相当なダメージをおっており、直接的に影響を受けていないような企業でも、ボーナスカットや雇い止めなどが増えているという話もよく耳にします。

水商売の世界はなおさらで、元スタッフのホストクラブ経営者や、ホステスとして働く知人などから「店を閉めててどうすればいいかわからない」や「お店が休業してしまって働き口がなくて困っている」という相談を数多く受ける機会が増えました。

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そもそも私が、水商売の世界から卒業した理由の一つに「水商売のセカンドキャリアを作る」という目標がありました。この困難な状況で働く元同業者の生活を守ることこそ私の使命だと思い、緊急事態宣言後に急いで「水商売セカンドキャリアプロジェクト」をソフトバンクヒューマンキャピタルさんとタッグを組んで立ち上げました。

プロ野球選手のセカンドキャリア支援など、業界の一線で活動していたが、次のキャリアが決まりづらい方々に向けたソフトバンクヒューマンキャピタルさんの支援策の一つとして、夜の世界だけでは生活していけなくなった方達へ向け、副業という形で「キャリオク」や「イーキャリア」など求人広告の営業業務を紹介する取り組みです。

ただ仕事だけ渡すのではなく、研修・教育などを経て現場デビューをさせるというサポートもしており、水商売の課題であった昼職への第一歩を踏み出すサポートをしています。

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