楽天モバイルは29日、新料金プランを発表する『楽天モバイル プレスカンファレンス』を開催した。この日の午前中、新料金プランについて一部で詳細が報じられていたが、4月1日からデータ通信容量20ギガバイト（GB）までは月1980円（税抜、以下同）に値下げするプラン『Rakuten UN-LIMIT VI』を正式に発表した。また、1回線目は月間データ利用量1GB以下でプラン料金月額0円とし、代表取締役会長の三木谷浩史氏は、ライトユーザーからヘビーユーザーまで「すべてのお客様に最適なワンプランに一新」と発表した。

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　楽天モバイルは現在、月額2980円で自社（楽天回線）エリアではデータ通信使い放題のサービス『Rakuten UN-LIMIT V』を提供しており、300万人を対象に1年間無料としている。

　携帯電話業界では新料金プランを続々と発表しており、NTTドコモの「ahamo」が20GBで2980円、ソフトバンクの「SoftBank on LINE」が20GBで2980円、auの「povo」が20GBで2480円、500円プラスすることで、NTTドコモとソフトバンクと同じく5分間までの無料通話が付き、実質“2980円”の横並び。大手キャリアが大幅な値下げをした料金プランを先日発表したことで、安さを売りにしてきた格安スマホ各社の動向に注目が集まっていた。

　その中で楽天モバイルの新料金プランは、大手キャリア3社との差別化を強くするため、データ通信無制限2980円だったものを、20GBにして1980円に値下げする形となった。

　なお、詳細は使ったデータ使用量に応じて料金が変わり、1GBまでは無料、1〜3GBは980円、3〜20GBは1980円、20GBを超えた場合は今の2980円のままになる。

　現在のサービスを一新し、データ利用量が少ないライトユーザーから、データ利用量を気にせず使いたいヘビーユーザーまで対応するため、毎月のご利用状況に応じたシンプルな新料金プランにした「Rakuten UN-LIMIT VI」。本日29日から「楽天モバイル」に新規申込者、現在「RakutenUN-LIMIT V」を契約中の人へ、「Rakuten UN-LIMIT VI」への料金プランアップグレードを4月1日より提供するため、ユーザーはプラン変更の手続きをすることなく、新料金プランへ自動的に適用される。