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ヒュンダイのSUVがスポーティになった! 新型ツーソンNライン登場

1月27日、韓国の現代自動車(以下、ヒュンダイ)は、「ツーソン」のスポーツ・ヴァージョン「Nライン」を発表した。
現代自動車 HYUNDAI ヒュンダイ ヒョンデ TUCSON ツーソン Nライン SUV
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足まわりも専用チューニング

昨年9月にフルモデルチェンジした第4世代のツーソンに、スポーティなNラインが追加された。Nラインは、ヒュンダイの高性能モデルシリーズである「N」を彷彿とさせる専用の内外装パーツが特徴だ。メルセデスのAMGライン、BMWのMスポーツのような位置付けである。現行「ソナタ」などに設定されている。

専用のエアロパーツを装着した新型ツーソンNライン。

外装は、専用デザインのフロントグリル(Nラインバッジ付き)や前後バンパー、リアスポイラー、ブラックのドアミラーカバー、2本出しのマフラー、19インチのアルミホイールなどによって、スポーティな雰囲気を高めている。

ボディカラーはルーフ部分が「ファントムブラック」になる2トーン仕様も選べる。

ボディカラーはルーフがブラックになる2トーン仕様も選べる。

ヒュンダイ・ツーソンは、初代から数えて4代目になる。2004年に登場した初代は「JM」のネーミングで、日本でも販売された。

19インチのアルミホイールは専用デザイン。

内装は、シートやセンターアームレスト、ドアライニングなどにレッドステッチを追加した。

レザーを使ったフロントシートやステアリング・ホイール、スウィッチタイプのギアセレクターなどにはNラインのロゴが入る。

インテリアは、メーターおよびインフォテインメント・システム用に液晶パネルを2枚設置。後者の画面サイズは標準が8インチで、オプションで10.25インチも選べる。

各所のレッドステッチはNライン専用装備。

シートはNラインのロゴ入りだ。

ギアセレクターは、スウィッチタイプだ。

パワーユニットは、ガソリンが1種類でハイブリッドが3種類。前者は1.6リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジンの「1.6T-GDI」を搭載し、150psを発揮する。後者はマイルド・ハイブリッド仕様、ハイブリッド仕様、そしてプラグ・イン・ハイブリッド仕様があり、いずれも1.6T-GDIを搭載し、モーター&バッテリーを組み合わせる。

足まわりは、標準モデルにもオプション設定されている電子制御サスペンションも選べる。ただしNラインは、ヒュンダイモーターヨーロッパテクニカルセンター(HMETC)のエンジニアによって、よりスポーティな運転が楽しめるよう、特別なチューニングが施されているという。

新型ツーソンNラインは2021年春から販売が始まる。

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文・稲垣邦康(GQ)