日本自動車販売協会連合会が発表した2020年の中古車登録台数が前年比0.3%減の383万1028台と、微減ながら2年ぶりにマイナスとなった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一時的に中古車登録台数は落ち込んだものの、その後、回復した。公共交通利用での不特定多数の人との接触を避けるため、すぐに乗れる中古車を購入する動きが拡がり、新車登録と比べて回復が早かった。
車種別では、乗用車が同0.8%減の334万2505台だった。普通乗用車が同0.7%増と前年を上回ったが、小型乗用車が同2.8%減となった。
トラックは同3.6%増の39万6202台と、前年を上回った。バスは同5.3%減の1万2914台だった。