変異種に「監視体制強化」検討 加藤官房長官

会見に臨む加藤勝信官房長官=19日午前、首相官邸(佐藤徳昭撮影)
会見に臨む加藤勝信官房長官=19日午前、首相官邸(佐藤徳昭撮影)

 加藤勝信官房長官は19日午前の記者会見で、海外渡航歴のない静岡県の男女3人が新型コロナウイルスの英国型の変異種に感染していたことに関し「保健所の調査によると、不特定多数との接触は確認されていない。現在、推定感染源を調査している」と述べた。

 加藤氏は感染力の強さなどの変異種の特徴を説明した上で「他の地域についても静岡県の解析の結果を踏まえつつ、既に国立感染症研究所で監視体制を強化する方向で検討している」とも語った。

 また、「変異種であっても予防対策は基本的に一緒だ」と説明し、3密の回避やマスクの着用、手洗いなど基本的対策の徹底を改めて呼びかけた。

会員限定記事会員サービス詳細