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第100回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社など主催)で連覇の懸かる桐蔭学園(神奈川)は、「西高東低」とされてきた高校ラグビーの勢力図に変化をもたらした。9日、この10年間で5回目の決勝に臨む「東の横綱」の強さの源を探った。
桐蔭学園は5日の準決勝で大阪朝鮮(大阪第2)とのシード校対決を制し、3大会連続8回目の決勝に進んだ。試合後、連覇に王手をかけたことを問われ、藤原秀之監督は「ああ、そうですね」と淡々と言葉を返した。「予選が始まってから、(連覇は)はるかかなた遠いところにあったものですから。ひとまず決勝戦までよく来たなと」。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で調整が遅れ、県予選決勝では東海大相模に19―17と辛勝。花園で試合を重ねながら、ようやく理想の形に近づいてきた。
セールスポイントを作る
1964年創部の桐蔭学園が花園に初出場したのは、第76回大会(96年度)だった。第73回(93年度)、第74回(94年度)大会で全国制覇した相模台工を県予選決勝で破り、花園では3回戦まで進んだ。
藤原監督が就任した2002年以降、チームは国内屈指の強豪への道を歩み始めた。決…
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