東京2020+1
ようやく再開の大会でいきなりアジア新 パラ陸上の中西麻耶「今が一番」
毎日新聞
2021/1/3 11:00(最終更新 1/3 11:00)
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新型コロナウイルスの感染拡大で競技活動が制約されても、「今が一番心の余裕がある」と話すアスリートがいる。コロナ禍で初めての大規模大会となった2020年9月のパラ陸上日本選手権でアジア新記録をマークした女子走り幅跳びの中西麻耶(35)=阪急交通社=だ。その源泉を探ってみた。
日本選手権は、1年延期された東京パラリンピックとほぼ同時期に開催された。19年世界選手権女王は、「パラリンピックがあると想定してピークを合わせた」という狙いがはまったことで自信をさらに深めた。
大会前、中西は大きな決断をしていた。練習拠点の変更だ。地元の大分県由布市では高齢の祖父母と同居していた。国内でコロナの感染状況が深刻化した20年春以降は「家族を守りながら練習を継続できる方法はないか」と、19年から師事する荒川大輔コーチ(39)がいる大阪近辺への移住を検討。7月に兵庫県伊丹市に転居した。
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