国土交通省は12月28日、12月30日から1月1日ごろにかけて、大雪になって立ち往生が発生するおそれがあることから、不要不急の外出を控えるよう緊急で要請を発表した。
12月30日から1月1日頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大雪や大荒れとなるおそれがあり、平地でも大雪となるおそれがある。東日本と西日本の太平洋側の平地でも積雪となるところがある見込み。その後も日本海側を中心にさらに降雪量が増えるおそれがある。
大雪による立ち往生などに警戒が必要なため、不要不急の外出は控えるよう求めている。やむを得ず自動車を運転する場合、冬タイヤの装着、チェーンの携行、早めの装着を呼び掛けている。
降雪状況によって集中除雪のための通行止めや、チェーン規制を実施する場合があるとしている。公共交通機関でも、大規模、長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあるとしている。
今年は12月14日から21日にかけての大雪で、2000台以上の立ち往生が発生、車両の移動や通行止めの解除に2日以上かかった。