コロナ感染の東京地検職員が自宅待機中に福岡に移動[2020/12/26 13:51]

 東京地検の職員が新型コロナウイルスに感染して自宅待機となっていたにもかかわらず、高速バスを使って福岡市に移動していたことが分かりました。

 東京地検によりますと、20代の検察事務官の男性は17日に発熱して新型コロナウイルスの陽性が判明し、27日まで都内の自宅で待機するよう保健所から指示されていたということです。ところが、25日夜、別の職員が男性と連絡を取ったところ、福岡市にいることが分かりました。男性は、高速バスで都内から福岡まで移動したと話しているということです。個人的な理由だったとみられ、現在は福岡市内で人と接触しない状態で滞在しているということです。東京地検はバス会社と保健所に連絡したうえで、移動した日時などの詳しい経緯を調べています。東京地検の次席は「極めて不適切な行為で、深くおわびを申し上げます」とコメントしています。

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