立憲民主党など野党は22日、安倍晋三前首相が「桜を見る会」前夜祭を巡る疑惑で事情聴取を受けたことや、現金提供疑惑が浮上した吉川貴盛元農相の議員辞職について「政権全体の問題だ」と批判を強めた。政権運営への影響を最小限に抑えたい与党は「個人の責任」にとどめたい考えだが、野党は安易な幕引きを許さず、菅義偉首相の責任も問いただす方針だ。
「検察が前首相の聴取に至ったのは大きな問題だ。事実と異なる答弁を118回したことも、国会が総理にうそをつかれた、イコール国民がうそをつかれたということで看過できない」。立憲の福山哲郎幹事長は22日、安倍氏は前夜祭問題で「虚偽答弁」を重ねていたと記者団に述べ、予算委員会で説明責任を果たすよう迫った。
これに先立ち、…
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