瀬古リーダーも五輪代表にエール「世界で足りないのは記録」

第40回大阪国際女子マラソンの出場選手を発表する瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー=22日午後、大阪市北区(鳥越瑞絵撮影)
第40回大阪国際女子マラソンの出場選手を発表する瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー=22日午後、大阪市北区(鳥越瑞絵撮影)

 東京五輪イヤーの最初のマラソンとなる大阪国際。一山、前田の五輪代表2人の出場が決まり、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「五輪で世界と互角に戦うため、最低でも2時間20分を切ることをテーマに走ってほしい。それがメダルへの近道だと思っている」と期待を寄せた。

 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)やMGCファイナルチャレンジを通して、日本女子の記録も向上してきた。ただ、女子の世界記録は昨年10月のシカゴでブリジット・コスゲイ(ケニア)がマークした2時間14分4秒。一山の自己ベストでも6分以上の開きがある。

 瀬古リーダーは「五輪のスタートラインに立ったときに自信を持つためにも、足りないのは記録」と強調した上で「2人ともまだ伸び盛りの年齢」とエールを送った。

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