国家公務員採用試験に「デジタル枠」 首相、22年度にも創設方針

マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループの会合で発言する菅義偉首相(左)。右は平井卓也デジタル改革担当相=首相官邸で2020年12月11日午後5時47分、竹内幹撮影
マイナンバー制度及び国と地方のデジタル基盤抜本改善ワーキンググループの会合で発言する菅義偉首相(左)。右は平井卓也デジタル改革担当相=首相官邸で2020年12月11日午後5時47分、竹内幹撮影

 菅義偉首相は11日、国家公務員採用試験に、デジタル人材確保のための新たな試験区分を2022年度にも創設する方針を明らかにした。中央省庁のIT人材不足が顕著だが、新たな枠を設けることで、「デジタル庁」(21年9月に創設予定)など各省庁でデジタル人材を確保し、行政のデジタル化を進めたい考えだ。

 首相官邸で11日に開催したマイナンバー制度とデジタル基盤の改善を目指すワーキンググループ(WG)で述べた。新たなデジタル区分では、情報システム構築やサイバーセキュリティーなどに詳しい人材を起用する見込みだ。採用者は、数十人…

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