コロナ病床逼迫、柔軟な運用欠く 病院多く医師分散
新型コロナウイルスの「第3波」の感染拡大で、大都市圏を中心に医療機関の逼迫度合いが高まっている。日本は人口当たりの病床数が先進国の中で多く、感染者数はより少ないのに、医療現場に余裕がなくなっている。効率的でない医療資源の配分や入院に対するハードルの低さといった構造的な問題が背景にありそうだ。
ベッド、コロナに専念できず
経済協力開発機構(OECD)などによると、人口千人当たりの病床数は日本は13...
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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